初心者必見!誰でも釣れるようになるライトショアジギング基礎入門!

 ライトショアジギングってご存じですか?

簡単に言うと、軽めのメタルジグやルアーをぶん投げ、アクションさせて魚を釣る釣りのことです。

ターゲットとしては、ブリ系の青物がメインになります。しかし、青物以外にもタチウオやサバ、アジなど色々な魚が釣れることもあり、とても面白いジャンルの釣りですよ!

魚の回遊があれば、群れの数にもよりますが、比較的簡単に釣ることができ、お土産としても喜ばれます!

今回はそんな、初めての方でも十分楽しめるライトショアジギングの解説をしていきます!

ライトショアジギングの時期

 年によって変わってくるのですが、大体ゴールデンウィーク前後から6月いっぱいまでの春と、9月頃から12月初旬頃までの秋が良く釣れます。

春のタイミングでは、メジロサイズが多いですね!しかし、よく釣れているのは沖堤防(陸続きになっていない、船に乗っていく堤防)で漁港や堤防ではなかなか釣れません…。

しかし秋のタイミングにはかなり接岸してくる為、近くの堤防からでも釣ることができます!確率は低いですが、ブリサイズも狙いちゃいます!

始めるなら秋からがベスト!

ショアジギングの種類

 特に決まってはいないのですが、20g前後までのメタルジグを使用するのがスーパーライトショアジギング、30g〜60gまでのメタルジグを使用するのがライトショアジギング、それ以上のメタルジグを使用するのがショアジギング、といった感じでいいと思います。

要するに、扱うメタルジグの重さで名称が変わる、ってことですね!

ライトショアジギングで使用するルアー

 主に使用するのはメタルジグになります。

様々なウェイト(重さ)がありますが、特に僕が使用するのは30gと40gですね。

風が強かったり潮の流れが早い時、ジグをぶっ飛ばしたい時は40gを、それ以外の通常時は30gをと使い分けています。

必要以上のウェイトのメタルジグを使うと根掛かりの原因になったりするので注意してください。

またウェイトが軽いほうが、着水してから海底に向かって落ちていく(フォール)時間が長いので、ゆっくり魚にアピールできる利点もあります!

メタルジグと合わせて持っておきたいのが、海面付近を泳がせることができるミノーという種類のルアーです。

リールを巻くだけでアクションしてくれるので使いやすく、メタルジグでは攻めにくい海面付近を泳がせることができるので重宝します。

とりあえずは、メタルジグとミノーを用意しておけばOKです。

アクションの種類とやり方

 1番簡単なのは「ただ巻き」です。その名の通りただリールを巻くだけ!ミノーなど使用する時はこのただ巻きですね!

応用として、ただ巻き中に一瞬だけ止めてまた巻き始める、ストップ&ゴーというアクションもあります。

最近のメタルジグでもお尻を振って泳いでくれたり、ブレード(金色や銀色の薄い鉄板のようなもの)が付いているものもあるので、メタルジグでも十分使えます。

ショアジギングといえばコレ!というアクションが「ジャーク」です。「しゃくる」、「しゃくりあげる」といったりもします。

その中でも基本となるのが「ワンピッチジャーク」です。

詳しいやり方としてはまず、

ロッドを少し斜め、30度ぐらいの角度で持ちます。リールのハンドルも軽く握っていてください。そこからロッドを4、50センチ程上げます。

このロッドを上げた時と同時に、リールのハンドルを持っている手を下に下げてください。

次にロッドを最初に持っていた位置まで下げます。この時もロッドを下げると同時に、リールを持っている手を上に上げます。(リールのハンドルは持ったままです)

要は、左右で同時に反対の動きをすればいいだけです!

右を上げれば左は下げる、右を下げれば左は上げる…といった具合で!最初はゆっくりでいいので動きを体に覚えさせ、徐々にリズム良くできればOKです!

スムーズにできるようになれば、気をつけてほしいのが「ラインスラック」です。ラインがピンと張った状態ではなく、力が入っていない状態のこと(糸ふけができている)をいいますが、ロッドをしゃくり上げた時に、少しだけロッドを下に戻すとラインスラックができます。

このラインスラックができているときに、メタルジグは100%のポテンシャルを発揮することができます。これが最大のアピールになるので、ジャークができるようになれば意識してみてほしいです。

フォールの種類

 フォールには複数やり方がありますが、基本的に行うのは「フリーフォール」です。

フリーフォールとは、ベールをかえし、ラインがフリーで出ていく状態で落としていくことです。

その時にスプールエッジに指をかけ、ラインにテンション(ラインが張った状態)をかけながら落としていきます。指でトントンと、スプールエッジを叩くようなイメージをしてもらえたらいいと思います。

指を離したときにラインが出ていき、かけているときに止まるので余分なラインの放出が防げます。

着底(海底に到達する)するとラインの放出が止まりますので、ベールを戻しアクションを開始してください。

「タナ」を意識する

 魚は海面から海底までビッシリと泳いでいるわけではありません。その日の潮の流れ、海水温や魚自身のやる気などで、どのあたりを泳いでいるか変わってきます。

その泳ぐ層をわかりやすく3つに分けて表層、中層、ボトムと呼びます。

表層は海面付近を、中層は真ん中辺り、ボトムは海底です…まあそのままですね!

基本的に青物は朝マズメ時は表層を意識していることが多いです。なので表層を攻めやすいミノー系で狙ってみましょう!

それでアタリがなければ、メタルジグで基本的な狙い方をしてみてください!

基本的な狙い方

 まずメタルジグをキャストし、フリーフォールで落とし着底させます。このとき、着水から着底までどのくらい時間がかかったかカウントしてください。

着底からワンピッチジャークで大体10〜15回しゃくり上げ、再びフリーフォールで着底させます。

このしゃくり上げてからのフリーフォールでも着底までの時間をカウントしてください。

例えば着水から着底までカウント20かかったとします。10回しゃくり上げてからのフリーフォールでカウント10で着底したとすれば、中層までしゃくり上げれているということになります。

大体中層までしゃくり上げれていればOKです。

以上のことを繰り返し行います。ただ巻きの場合も同じことを行えばOKです。

終わりに ライトショアジギングはとってもオモシロイ!!

 ライトショアジギングは、釣りに触れたことのない人が持っているであろうイメージを変えてしまうぐらいカッコ良く、楽しい釣りです!

正直僕は、ルアーをキャストしているだけでも楽しく感じてしまいます笑

この記事の内容を実践すれば、回遊さえあれば高確率で魚を仕留めれるはずです!

釣り場に通って青物を釣り上げてください!きっとハマりますよ!!!

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